LifeStory

深沢 和典

Kazunori Fukazawa 深沢 和典

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キャッチコピー 日常の空間に、風情を。 もっと身近に、日本らしさを。
氏名 深沢 和典 / Kazunori Fukazawa
所属 深沢種苗園芸 代表
URL
拠点 静岡県
紹介文

1981年生まれ。静岡県静岡市(旧清水市)出身。
実家が園芸店を経営しており、植物に囲まれながら幼少期を過ごす。様々なことに影響を受けやすい性格で、挑戦と失敗を繰り返す。(バンドマン、サウンドクリエイター、ルアービルダー、ピアニスト、サッカー選手など)学生時代に行なった職業適性診断では、クリエイティブな仕事が向いていると発覚。社会人では様々な職業を経験したが、最終的に園芸店を継承。職業適性判断結果の意味は、組織に属すより、一個人として仕事をすることに適正があるものと捉えている。園芸店として、世間ではまだ取り扱いの少ない苔を使った商品に注力。苔テラリウム、盆栽、苔玉の製作、販売、ワークショップの開催など、苔の認知を広める事業を展開。2021年現在、オンラインでもお客様対応できるようなサービス・仕組みを構築中。その一つとして苔テラリウム、盆栽などの作り方、管理の仕方などを発信するYou Tubeチャンネルを開始。

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日常の空間に、風情を。 もっと身近に、日本らしさを。


深沢種苗園芸 代表

深沢 和典 / Kazunori Fukazawa

Personal story
苔の美しさが空間を豊かにする。

祖父の代から続いている園芸店。自分の日々の成長を祝福するかのようにして、誇らしく四季の花々が咲いていた。花と緑に囲まれた環境下で育つも、『事業承継』は微塵も考えていなかった。
好奇心旺盛だった私は興味があるものに手を出しては飽きて、の繰り返し。唯一続いていたのがバンドで、社会人になっても継続していた。30代半ばになり、将来を真剣に考え始めたタイミングのこと。
軽い気持ちで家業を手伝ってみると、気づけば虜になっていた。組織に属し、誰かと一緒に働くよりも、一人で黙々と作品を生み出す方が性に合っていたのだ。それに、苔やテラリウム、盆栽を作り、誰かから承認されることが純粋に嬉しかった。今まで、仕事を通じて感謝の言葉を受け取ることや、お客様の笑顔を見る場面が少なかったからかもしれない。
夢中になって勉強し始めていくうちに、苔の美しさやその繊細さに感動を覚えた。苔調査の目的で渓流を見るたびに景観に魅了され、それを少しでも感じられる世界観を伝えたいと願うようにもなった。
テレワークが増えた今、デスクの上やパソコンの隣に可愛らしく置けて、愛でたくなる苔を手にしてみませんか?

Vision
テラリウム、盆栽共に、必ず苔を使い、苔の魅力の発信をする。
盆栽には清梅焼を使い、水やり、管理の敷居を下げ、置き場所にとらわれず
誰にでも盆栽を楽しんでもらえる基盤を作りたい。