Personal story
誰もがいつまでも活躍できる会社と社会を作りたい。

「いつ辞めるの？」
当時勤めていた会社の上司から、年齢を理由にそう言われたのが衝撃的だった。
その言葉に違和感を覚え、転職した会社は人材派遣会社。面接を担当してくれた女性部長に前職での苦い思い出を伝えると、その心配は不要だと知り、入社を決意。
そこで私は、キャリアカウンセラーとして15年間で延べ5000人以上の求職者たちの相談に乗ってきた。懸命にできたのは、前職のような扱いを受けてほしくない一心だったから。派遣先の企業と派遣社員の想いや考え、価値観や理念が一致しているかどうかを丁寧にリサーチし、サポートしてきた。一人ひとりに個性があり、適性があり、役割がある。年齢や性別を理由にせず、適材適所で活躍できる素質は必ずみんな持っている。
しかし、企業と従業員の間で些細なズレや不一致が生じてしまうために、実力を発揮できない環境がほとんど。だから他社が介在することが必要になる。そうしていった結果が、今の大手企業。
理念に共感し、賛同し、ずっと長く働き続けたい、働いて欲しいという想いの合致を成し遂げる。それが私、キャリアコンサルタントの仕事です。